社員紹介(尾形結里)

社員紹介

尾形 結里
3次元CAD担当
2007年
中途入社
(2015~2017年育児休暇)
 

Q1:
現在の仕事について
教えてください。

主に2次元・3次元CADで既設から新設まで、橋梁の構造図や配筋図など様々な図面を描いています。
入社して8年程はずっと2次元CADを操作していましたが、近年は国交省が推進しているi-constructionにも力を入れているので、3次元CADで鉄筋の干渉チェック等をする機会も増えてきました。

 

Q2:
入社までの経緯や志望動機等を教えてください。

元々は専門学校でCADを専攻していたこともあったので、単純にこれを生かしたいと思ったのが最初です。
CADの求人を探して土木設計が何かも分からずに書類を送りましたが、実はこの時は縁が無く一旦は他の会社に入社しました。
その会社を3年半で辞めて次を悩んでいた時に、これは偶然なのですが私の友人がエイルで勤めていたのがきっかけで声をかけて頂き入社に至りました。

 

Q3:
プライベートの両立はできていますか?

はい、出来ています。
2015年に出産して育児休暇を取得し約1年半休みました。
育休明けの復帰は不安しかありませんでしたが復帰前に社長に色々と相談した時に「今の尾形さんのメインは子育てなのだから、それを優先しながら仕事をすればいいんだよ」と言って頂けたのはとても励みになりました。
それに加えて保育園の送迎の関係で勤務開始時間を考慮して頂いたり、同僚たちの理解とサポートもあったお陰でフルタイムでも充実した日々を送っています。

 

Q4:
社内の雰囲気はいかがですか?

社員数が30人程度なので部署や仕事内容など関係なくコミュニケーションがとれたり、会社全体が社員一人ひとりをよく見てくれているのは良いところだと思います。
上司にも気兼ねなく相談できる環境なので、仕事で分からないことは理解するまで丁寧に教えてくれますし、私自身はプライベートな事もどんどん相談したりしています。
そうすることによって同僚たちの人間性が見えて接しやすくなり、私にとってはとても居心地の良い職場です。

 

Q5:
苦労したことを教えてください。

私自身は全くの文系で土木設計の会社に入社したにも関わらず数字が苦手で、迷ったり立ち止まったりしてしまう事もあります。
ただCADでトレースするだけならば簡単ですが、自分で値を求めて作図していくシーンも多いので、その度に周りに頼ったり自分で数学を勉強し直したり…未だに苦手意識はあるので苦労した、というより今も苦労しています。

 

Q6:
自分の仕事にやりがいを感じるのはどんなときですか?

図面を納めてから橋が出来上がるまで大体は数年かかるのですが、その数年越しに業界紙等を介して自分が関わった橋を見た時です。
一般の方が見ればただの橋梁ですが、配筋図を描いたりしていると「あの部分にはこんな形でこれだけの鉄筋が入っているのだったな」などと、コンクリートの中の鉄筋がまるで見えるかのような感覚になります。

 

Q7:
記憶に残る仕事を教えてください。

初めての3次元CADの依頼でしょうか。
会社として3次元CADのソフト自体はもう何年も前から購入していたのですが、2次元CADとは操作方法も考え方も全くの別物でした。それにまだまだ世間にも土木での3次元CADが浸透していなかったということもあり情報も少なく、2次元CADの実務をする傍らで3次元CADを習得するのは至難の業であり、社内で3次元CADを扱える人はいませんでした。
そんな状態が続いていたある時に、色々なタイミングが重なり3次元CAD専門の技術推進室という部署が創設され配属される事となりました。

それからの約1~2年はとにかく3次元CADの習得と情報収集に努め、やっとのことでそれなりの操作は出来るようになったある日、遂に3次元CADの依頼が舞い込みます。
依頼する側もされる側も手探りの状態でしたが、上部工から下部工まで一通り描き上げた時の2次元CADとの違いは明らかで、イメージしにくい箇所も3次元CADだと一目瞭然です。
普段は絶対に見られない橋の裏側や細かいところまでリアルに近い形で色々な角度から確認できたのはとても印象深く残っていると共に、3次元CADの可能性を感じました。

 

Q9:
この先チャレンジしてみたい業務はありますか?

チャレンジというか課題でもあるのですが、次は4次元分野に挑戦していきたいです。
4次元とは3次元に時間軸を加えていくのですが、知識が無いためにまだまだ勉強中です。
実際に現場でどの作業にどれくらいの時間がかかるのかがだいたい分かるシミュレーションがこれで出来たりするので、さらに仕事の幅が広がるのではないかと思っています。

 

Q10:
その他メッセージをどうぞ。

働き方改革に力を入れており、週二日のテレワークやノー残業デーも導入しています。
勤怠管理の徹底や、有給休暇も取りやすいので自分の都合に合わせてプライベートも充実でき、ライフワークバランスのとれる環境です。
育児休暇はもちろんのこと、私のように小さい子供がいる場合は発熱や病気で休むのはしょっちゅうなので看護休暇など様々な制度も充実しています。

 

Q11:
テレワークの仕事はどのように進められていますか?

会社にいると電話や実務以外の仕事もあったりするので手を止める事もしばしばありますが、テレワークだと周りに誰もいない環境なので、自分のペースで集中して仕事ができます。例え不明な点や質問事項があってもSkypeやIPメッセンジャー、その他連絡ツールの環境も整備されているのですぐに同僚と連絡を取ることができるので、一人で悩んだりすることもありません。
また、通勤時間が無くなるので、私の場合は片道1時間=1日2時間を有効に使えることになるのでその分寝るも良し、家事育児に費やすも良しです。子供と1日2時間多く一緒に過ごせる事はとても大きなポイントです。

 

Q12:
今後どのように働きたいというイメージはありますか?

世の流れとしてテレワークが主流になりつつありますが、人とのコミュニケーションや繋がりはとても大切だと思っているので、完全テレワークではなく今の割合くらいで会社に行くのはベストだと思いますし、その方がメリハリもついて作業も捗ります。 後はライフワークバランスを大事に、仕事もプライベートも充実しながら長く続けられたらな、と思っています。

 

一日のタイムスケジュール
(出社)

  • 08:30出社

    業務開始前に保育園に子供を送ります。
    子供の送迎の関係で8時半に就業します。

  • 12:00お昼

    周りには場所柄安い飲食店が多いのでランチは外で食べる事も多いです。時には高田馬場の駅付近まで行って大好きな激辛ラーメンを食べたり。

  • 13:00デスクワーク

    打ち合わせをしたり図面を描いたり。

  • 17:00退社

    自宅がやや遠方のため、ほぼ17時にあがらなければ子供のお迎えに間に合わないので急いで帰り、その後は子供との時間を大切に過ごしています。

一日のタイムスケジュール
(在宅勤務)

  • 08:30業務開始

    業務開始前に保育園に子供を送ります。
    子供を保育園に送った後に始業します。

  • 12:00お昼

    昼休憩中は自宅にいるので家事をしたりテレビを見たり、布団に横になったりと自由に過ごします。

  • 13:00デスクワーク

    打ち合わせをしたり図面を描いたり。

  • 17:00退勤

    17時ちょうどになったら終了です。ウェブで退勤ボタンを押した瞬間、お母さんモードに切替え。
    お疲れさまでした。